*14日午後、ハノイで、第11期共産党中央委員会第9回総会は7日間の議事日程を終え、閉幕しました。閉会式で、グエン・フ・チョン共産党書記長はスピーチを行った際、会議の主な結果について触れ、実施すべきいくつかの重要な問題を強調しました。チョン書記長は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムの文化が数千年にわたり培われてきました。ベトナム文化づくりと発展は人材育成事業と密接に結ばれています。これは社会の精神的基盤づくりと文化づくり、社会主義制度建設における重要な任務です。」
*今週、国内外の世論は引き続き、中国石油総公社が石油リグをベトナムの排他的経済水域と大陸棚に掘削設備を不法に設置していることを糾弾しています。チュオン・タン・サン国家主席はホーチミン市の第1区、及び第3区の有権者と会合を行った際、「ベトナム共産党と政府の終始一貫した方針は国の領有権を断固として守るということである。中国のこの行為は国際法に違反している。ベトナムはこの行為に強く反対する。私たちは団結を強化し、平和的措置を通じて戦う」と強調しました。
*今週、ファム・ビン・ミン副首相兼外相は中国の王毅外相と電話会談を行なった際に、中国側に対し、ベトナムの排他的経済水域と大陸棚に不法に設置したリグ、及び不法に搬入している船舶を直ちに撤収させるよう再度求めました。また、ミン副首相兼外相は「中国のこの行動は両国民の信頼とベトナム国民の感情に重大に影響し、両国の最高指導者による合意書及び両国間の海上問題解決へ向けた基本的原則に逆行し、国際法に違反し、DOC行動宣言の精神に逆行するものである」と強調しました。
*また、今週、ハノイでベトナムの友好組織連合会の主催により行われたベトナム東部海域いわゆる南シナ海の情勢に関する情報を提供する集いで、外国の非政府組織や個人、国際組織はいずれもベトナムの領土保全、主権の確保に対する支持を表明しました。外国の非政府組織の代表らも中国の行為に対するベトナムの反応への支持を示しています。ベトナム駐在オーストラリア非政府組織のエリザベス女史は次のように述べました。
(テープ)
「国際社会は、関係各側は外交手段を通じて現在の複雑な情勢を解決する必要があると主張しています。ベトナムがASEANの外交活動を通じて、相応しい行動をとっていると思います。在ベトナム非政府組織の代表として私はベトナムの行動を支持します。」
*今週、ハノイで、第13期国会常務委員会第28回会議が開催しました。17日にかけて開催されたこの会議では、2013年と今年始めからの経済社会発展計画と国家予算の実施状況、第13期国会第7回会議の準備作業が討議された他、2005~2012年期の貧困解消に関する政策と法律の実施状況や、ベトナム石炭鉱産物グループにより実施されるボーキサイト採掘プロジェクトの総合的効果に関する監視団の報告が発表されました。
*今週、5月19日のホーチミン主席生誕124周年を記念する様々な活動が行われました。ハノイで、中央宣伝教育委員会とホーチミン博物館は共同で「質素でかつ高貴なお手本」と題する展示会を開催しました。また、ハノイで、ホーチミン主席遺跡区は「ホーチミン主席のスタイルを見習う」に関するシンポジウムを行ないました。これは、ホーチミン主席スタイルの基本的内容、意義、及びその価値を深く理解し、ホーチミン主席の道徳を見習おうという政治局の指示の実行に役立つチャンスとなりました。